12月の宮塾
・12月21日(日)清掃後宮塾を開催しました。
・交流サロンを代表して宮の駅共同組合の日高組合長の挨拶で開始。
・前半は中部古民家再生協会の白川修理事長から中部の古民家事情をお聞きしました。
・現在の建築士が考えている耐震対策とは違う理論に何点かうなずけるところがありました。
・屋根軽量化は地震の最大目的だと思っていましたが、地盤の質によっては屋根の重量が大きい場合、柱ほぞの引き抜き防止効果があること。そして礎石からのずれ防止として、床下の根がらみ固定法など、古民家(伝統工法)独特の構造理論と現在の木軸構造との考え方の違いを再確認できました。
・後半は愛知建築士会のヘリテージマネージャーの方々から旧魚半別邸の文化財的な多くの魅力を説明していただきました。
・当日は旧魚半別邸の所有者の方も来られていたので、宮塾後将来の保存・再生方法などを語り合い、有意義な1日となりました。
・現在、旧魚半別邸:和館の耐震化を検討していますが、新旧の意見を総合的に判断して改修に生かして行きたいと思います。